天の宗教、6千年間、走ってきた信仰の終点

天の宗教、6千年間、走ってきた信仰の終点



本文：新約の啓示録



　天の宗教、6千年間、走ってきた信仰の終点、そこはどこなのか。

　誰が私たちをそこで待っているのか。盲人が鈴の音だけを聞いてついて来たのか。希望なのか、失望なのか。



　罪を犯したアダムの世界の終点はノアの時であり、ノアの世界の終点はモーセの時であり、アブラハムの子孫モーセの世界、肉的イスラエルの終点は、イエス様の初臨の時であり、イエス様の霊的イスラエルの終点は、新約の啓示録の時である。



　私は知っていることを話し、事実を話し、真実を話したい。

　6千年、神様の働きの中で、一つの時代が行き、一つの時代がやって来た。また、どんな時が行って、どんな時が到来するべきなのか。神様はご存知である。

　人の死は、罪の値である。罪人だとしても、死を望むだろうか。神様は、この死の罪を解決するため、独り子まで犠牲にされた。罪人たちのため、何をもっとしてあげることがあるだろうか。人は、罪から離れず、罪も人を離れない。



　神様には、ただ、一つの方法がある。これが天国の秘密、神様の種である。土のような人の心に種を蒔いて、罪に勝利させて、その種が育って、実を結ぶことを願われたのである。イザヤ書5章の嘆きの声を聞いてみる。「地を掘り起こし、石を取り除き、良いぶどうを植え…甘いぶどうのなるのを待ち望んでいた。ところが酸いぶどう（野ぶどう：蛇のぶどう、申32:33）ができてしまった。」と言い、審判された。

　この言葉を今日の啓示録に照らしてみる。イザヤ書5章のぶどうの木は、イスラエルの人々であった。だが、このような事が啓示録6章にもあるからである。



　6千年の信仰の終点と啓示録では、どんなことが待っているだろうか。入って調べてみる。言い逃れできない証拠になった。

　サタンが地球村に存在している以上、愚かな人にいくら教育をしても、また時代を変え、牧者を変えたとしても、サタンがまた第3者に入ることで、終わりのない犯罪が続く。こうして、犯罪の根本であるサタンを捕えなければならないので、その正体を明らかにして捕えたのである。もし、サタンが神様の働きを見てもじっとしているならば、世は神様の世界になるだろうし、サタンは居場所を失うだろう。だから、サタンも神様が働かれることを見ていられないのであった。

　もう一つは、神様の約束の牧者である。サタンが、神様の牧者が働くことを黙って見ているわけにはいかない。だから、これをできないように約束の牧者を妨害し、迫害して、のろって、憎んで、殺しているのである。もし、その牧者が自分の所属ならば、そのようにすることはできないが、自分の所属ではないものは、自分と敵になるので、そのようにするのである。これによって、自分の正体を明らかにする格好になったのである。時代を問わず、サタンは、その時代の神様の牧者を惑わして殺してきたのである。

　アダムの世界でも、モーセの世界でも、イエス様の世界でも、啓示録11章の二人の証人の時にも、そうであったし、伝統教団が変質して、サタンの所属になったのであった。



今日も、サタンは、誰と戦おうとするだろうか。もちろん神様の約束の牧者である。腐敗した伝統教団が、今日の約束の牧者を憎んで、ののしって、のろうのは、自分の所属ではないからである。今日の約束の牧者は、成し遂げる啓示録に精通してよく知っている。だが、伝統教団は、これを知っていない。どれが神様の所属だろうか。この事実を知っているサタンの所属の伝統教団が約束の牧者を見ていられようか。殺したいほどに憎むだろう。

だが、今日は、その条件が違う。啓示録の成就の事件の時、竜が捕えられて底知れぬ穴に閉じ込められることによって、主の中で首をはねられたたましいたちと獣に刻印を押されず、生き残った者たちがキリストと共に千年の間、王となる。彼らが第一の復活者である。この復活は、どんな復活なのか。エゼキエル書37章の死んだ者たちは、イエス様の初臨の当時のエルサレムの選民、イスラエルであり、彼らの死は、霊の死であったが、イエス様の声を聞いて、再び生きた、いのちの復活者たちであった（ヨハ5:24-29）。啓示録でも6章で、選民の1/4が、そして、その残りは8章と9章と12章で1/3、1/3、1/3ずつ死んだ。彼らの死も肉ではなく、霊の死で、今日、啓示録の啓示の声を聞いて、いのちの復活に出てくるようになる。だが、この事も獣に刻印を受けず、拝まなかった者たちに該当すると言われたのである。これで、啓示録13章では、選民たちが額と手に獣の刻印を受けて拝んだが、14章では、獣に拝んだことも、刻印を受けたこともなく、東西南北、四方から収穫してきた者たちなので、第一の復活にあずかることができるのである。それゆえ、この復活は、人の中にいる霊が死んで、再び生きる復活を指して言われた御言葉である。



　千年の期間の中には、義に戻ってくる者もいるが、千年が過ぎれば、都の中以外には、審判があり、創世以後に死んだ霊たちにも、サタンの霊たちにも、審判があるようになる。審判は、自分の行いに従って本に記録された通り受けるようになる。これによって、霊も肉も全てのものが終わる。この後には、無窮世界に行くようになる。