宗教人の儀式と堕落

宗教人の儀式と堕落



　末世は、宗教人たちの堕落によって始まり、堕落した宗教人は、世と一つになって権威と名誉とお金のために行動する。これによって神様は、一つの時代を清算されて、新しい時代を開かれるのである。



　儀式について調べてみよう。

　アダムとエバは、もともと服を着ていなかった。蛇の惑わしによって善悪の実を食べることで自分たちが裸であることを知り、皮の衣を作って着るようになった（創3章）。そして、モーセの律法で無法な時代に礼式をわからせる礼儀的行事を知らせてきた。その一つの例が水で肉体を洗うバプテスマであった。しかし、イエス様の時には、心の衣と心の割礼であった（使7:51、ロマ2:29）。

　そして、イエス様は、安息日についてモーセの律法を守らなかったので、当時のユダヤ人たちとぶつかった（出20:8-11、ヨハ9章、ヘブ4章参考）。



　今日、私たちの信仰は、基準がなければならない。モーセの律法なのか、イエス様の自由律法なのか。どれなのか。

　イエス様は、律法を信じるユダヤ人たちに、「あなたがたが真理を知るならば、本当にわたしの弟子になり、自由を得るようになる。」と言われた（ヨハ8:31-32）。私たちは、アダムが罪を犯す以前の世界と罪を犯した後の世界を互いに比較してみなければならない。アダムが罪を犯す以前の世界は、私たちを神様の姿と形に造られた。だから、私たちを再び生まれさせる種は、天国の秘密である神様の種である（マタ13章）。神様の種で再び生まれるならば、神様の形と姿になるだろうし、アダム・エバの最初の姿のようになるだろう。これが昔の姿、故郷に行く道になるだろう。



　私たちは、礼儀も基準ももとの姿に回復することを考えなければならない。今の形が全てではない。霊界の形を見た者は、考えが浮かぶだろう。