神様の最後の働き、啓示録の成就
本文:啓1-22章(要約)
神様の最後の働き、啓示録の成就は、どんなものなのか。
正統の選民(教徒)の背教と、異邦の滅亡者による選民の滅亡と、約束の牧者による救いの働きが成し遂げられる事である。啓示録の成就の時、正統の選民であった背教者は、記録された背教の働きを全てするようになり、滅亡者は、記録された滅亡の働きを全てするようになり、救い主は、記録された救いの働きを全てするようになる。
2千年前、イエス様が弟子、使徒ヨハネを天に呼んで、将来に成し遂げられる事を幻で前もって見せて下さって、使徒ヨハネは、見て聞いた事を記録した。それが、すなわち、啓示録である。この啓示録の預言が全ての民族にあかしされるため、全世界に宣べ伝えられるならば、世の終わりが来て(マタ24:14)、そうしてこそ、その預言を成し遂げられる。これを成し遂げる時は、啓示録の全章に記録された通り加減なく全て成し遂げられる。
始まりは、初臨の時のように、まず、道を備える者、七つの星(使者)のともしびの働きがあるようになる(啓1章)。この時、ちょうど、初臨の時のサタンの群れのパリサイ人の牧者たちのようなサタン・ニコライ派(啓2:15)が七つの星の幕屋に侵入する。侵入したサタンの牧者は、幕屋のしもべ(使者)たちと聖徒たちを惑わして、偶像の教訓と供え物を、アダムの時のエバと同じように食べさせて、サタンの神と不品行を行わせた。この時、イエス様が一人の牧者を選ばれて、七つの星の幕屋に悔い改めを促す手紙を送らせるようになる。手紙の内容は、「悔い改めて、侵入したサタンの牧者、ニコライ派と戦って勝利せよ。勝利すれば、啓示録2,3章に約束したもの(祝福)を与える。」と言われたのである。これが約束であり、これを守った者が約束の牧者である。啓示録2,3章の約束した事がなくては、救いも、天国も成し遂げられない。啓示録2,3章の意味と内容を知っている者は、このように話すだろう。
この事が起こった後、啓示録2,3章で、代言の手紙を送った使徒ヨハネは、4章で、イエス様の召しを聞いて、天に上って行って、神様の御座を見て、啓示録2,3章の事件の後、すぐに起こるはずの事を見て聞いた。
5章では、ヨハネは、神様の右の手に七つの封印で封じられた本があることを見て、天上天下に開いたり、見たりする者がいなくて、激しく泣いた。しかし、小羊が勝利したので、その本を受け取って、6章から封印を解き始め、封印を一つずつ解く時ごとに本に記録されたものの実体(実状)が現れる。第六の封印を解かれる時に、天の太陽・月・星が暗くなって落ちて、天と地がなくなる。これは、啓示録2,3章の選民たちが悔い改めよという手紙を受けても悔い改めず、信じないので、6章で審判したのである。これは選民が背教によって滅亡される光景で、神様が御座の前の四つの生き物を通して選民を審判されたのである。
7章は、先天の霊的イスラエルが啓示録2,3章でサタンの牧者を通して異邦の神と不品行を行っても悔い改めないので、6章で審判されて、天も地もなくなったので、7章で再創造が始まる内容である。この創造は、収穫して、各支派に12000人ずつ、12支派144000人に印を押す働きである。従って、6章の事件の後、印を押す働きがある事を言ったのである。
8章では、七つの封印のうち、最後の第七の封印が解かれる。啓示録8,9章では、6章で追い出された者たちが異邦によってその霊が1/3,1/3ずつ殺されて、12章(4節)で1/3が殺されるようになる。
啓示録10章は、イエス様が6章から解かれた七つの封印を8章で全て解かれて、開かれた本を御使いを通して代言の使者、ヨハネに与えるので、ヨハネがこれを受けて食べて、民族、国民、国語、王(世の全ての教団と教会)に伝えるようになるという内容である。
11章では、主に仕える二人の証人が底知れぬ穴から出て来た獣に犠牲になった後、再びいのちの息(生気)を受けて復活して、最後の第七のラッパが吹かれるようになり、世の国が神様の国になり始める。
啓示録13章と12章の天(幕屋)は、同じもので、啓示録2,3章の七つの星の幕屋であった。13章の天の幕屋に入って来たサタンの牧者たちが天の幕屋の聖徒たちと戦って勝利して、聖徒たちの額と右の手にサタンの刻印を押して、刻印を受けた聖徒たちは、サタンの牧者に拝んだ。これは背教したという事である。
12章の太陽・月・星を着た女から生まれた子とその兄弟たちが、幕屋に侵入した竜の群れと戦って勝利するので、この時から神様の国と救いがあるようになる。この事は、2,3章の約束が成し遂げられたのである。
申命記28章に、勝利者と敗者について説明されている。負ければ全てのものを失って、勝利すれば全てのものを占めるのである。6千年間、地球村を治めて来た竜は、もう終わって、捕えられるようになり、勝利された神様は、これから地球村を統治されるようになる。これが勝利である。この時から神様の国が立つようになる。神様の牧者とサタンの牧者の戦いで、神様の牧者が13章では負けて、12章では勝った。
13章の聖徒たちは、サタンの牧者である獣の名前で刻印を受けた者たちであり、14章の聖徒たちは、神様とイエス様の名前で印を押された者たちである。15章では、13章の竜の牧者である獣と、その偶像と、その名を示す数字とに打ち勝った者たちが神様の御座の前に集まって、彼らを神様の怒りを入れた鉢にして、16章の背教者と獣(滅亡者)の座にぶちまける事で審判を施して、これによって獣の国バビロンは、三つに裂ける。
啓示録17章では、淫婦と七つの頭と十本の角の秘密がわかるようになり、18章では、悪霊の国バビロンがサタンの食物である不品行のぶどう酒で万国を倒したので、バビロンが神様に審判を受けた。
6章と18章の審判は、神様がされたが、6章の存在と18章の存在は異なる。6章の審判の対象は、選民、背教者であり、18章の審判の対象は、滅亡者たちであった。18章では、選民が背教して、バビロンの悪霊と結婚して、19章では、小羊の婚姻が施される。
20章では、竜が捕えられて、殉教した霊たちと、私たち生き残った者たちが一つになって、第一の復活者としてキリストと共に千年の間、王となる。そして、千年後、底知れぬ穴から、閉じ込められていた竜は、しばらくの間、出て、ゴグとマゴグ(神様がその中に居られず、肉体だけの者たち)を惑わして、聖なる都を攻撃するが、火で消滅される。これは審判されるのである。
21章では、先天の世界が終わって創造された新しい天、新しい地に神様と天国が臨むので、ここは、死と苦しみがない天国になる。
22章には、働いた通り賞罰(永遠のいのちと永遠の刑罰)があるようになり、印を押された者たちが永遠に神様と共に生きるようになる。この天国のいのちの木には、毎月、12種の実がなり、犬どもと偽りを好む者たちなどは、都の外にいるようになり、ほしい者にはただでいのちの水が与えられる。
以上の事をもう一度、要約して整理すれば、次のようである。
啓示録1:1-8までは、啓示録の全章を要約した結論である。9節からは、啓示録の事件の始まりで、イエス様は、弟子の使徒ヨハネを選ばれて、七つの星に手紙を送るよう支持される。啓示録2,3章で、ヨハネを通して手紙を七つの星に送られた後、イエス様は、弟子ヨハネを天に呼んで、4章で、神様の御座を見せて下さる。5章では、神様が七つの封印で封じた本を勝利されたイエス様に与えられて、イエス様は、本の七つの封印を6章から解き始めて、8章で、その最後の第七の封印を解かれる事で、本は開かれるようになり、本に記録された預言の実体が全て登場するようになった。
7章の印を押す働きは、6章の選民、太陽・月・星が天から地に落ちて、天も地もなくなった後、あるようになる。8,9章では、6章で追い出された選民が異邦から1/3,1/3づつその霊が死ぬようになった(啓12:4で1/3が死ぬようになる)。10章では、七つの封印が全て解かれて、開かれた本、すなわち、啓示された本を御使いがヨハネに与えて、食べさせて、ヨハネは、本の御言葉を民族、国民、国語、王に全て伝えた。11章では、主に仕える証人が犠牲になった後、最後の第七のラッパが吹かれるようになり、これによって世の国が神様の国になる。
12章では、13章で入って来た竜の牧者である獣に、太陽・月・星を着た女から生まれた子とその兄弟たちが戦って勝利して、勝利する事で竜が追い出されて、この時から神様の国と救いがあるようになった。13章の聖徒たちは、竜の牧者、獣に刻印を受けて拝んだ背教者たちであり、14章の聖徒たちは、神様と小羊に印を押された初穂144000人であった。
15章には、13章の獣とその偶像とその名を示す数字666に勝利して出て来た者たちが、神様の怒りの鉢になって、16章で、その鉢を背教者たちと獣(滅亡者)の国、座にぶちまけて審判するので、バビロンは、三つに裂けるようになった。
17章では、不品行のぶどう酒を食べさせた淫婦とその群れである七つの頭と十本の角を持った獣の秘密が、その国、バビロンの牧者である事を知らせて、18章では、バビロンが不品行のぶどう酒で万国を倒れさせた事と、背教した選民がバビロンの悪霊たちと結婚した事に対して審判した事を知らせた。
19章は、18章のバビロンの審判の後、小羊との婚姻の宴がある事を知らされた。20章には、竜を捕えて閉じ込めた後、殉教した霊たちと私たち生き残った者が一つになって、キリストと共に千年の間、王となる第一の復活があるようになり、21章には、先天の世界がなくなって、新しい天、新しい地に天国と神様が来られる事で、死と苦しみがなくなって、万物も新しくなる。22章には、御座から水晶のようないのちの水が流れ出て、川の両岸のいのちの木には、毎月、12種の実がなり、印を押された者たちが神様と共に永遠に王となる。だが、犬どもと魔術を行う者たちと好んで偽りを言う者たちは、都の外にいるようになり、結局、硫黄の火の池に入るようになる。
イエス様が啓示録を約束されて、今日、来られて成し遂げられた。イエス様は、ご自分の使者を諸教会に遣わして、これらの事(啓示録全章の事件)をあかしさせられた。従って、ほしい者たちはただでいのちの水(永遠に生きる食物)を受けるようになる。
だが、信じない者たち、啓示録を加減した者たちは、天国に入れず、ただ、印を押された者たちといのちの書にその名前が書きしるされた者たちだけが入れる。これが神様の最後の働き、啓示録の成就である。アーメン。
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