2015년 8월 20일 목요일

破られた昔の契約と新しい契約

破られた昔の契約と新しい契約



本文:出19:5-6、ルカ22:20



 破られた昔の契約と新しい契約は、各々誰が、誰と結んだ、どんなものなのか。

 まず、破られた昔の契約について調べて見よう。創世記15章に、神様がアブラハムに将来に成し遂げられる事を約束されて、この約束は、時になって、神様がモーセに来られて成し遂げられた。神様は、また、モーセを通してエジプトから出て来たイスラエルと契約をされた。出エジプト記19:5-6にその内容が記録されている。



 (出19:5-6)今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたは全ての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。6あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。これが、イスラエル人にあなたの語るべきことばである。



 しかし、この契約は、イスラエル民族がカナンの地に入った後、ソロモンの時、異邦の神に仕える事で(Ⅰ列11章)破られ、これによって、イスラエルは、異邦に捕らわれるようになった。これが破られた昔の契約である。従って、肉的イスラエルは、神様の国にも、祭司長にも、聖なる民族にもなれず、神様と結んだ契約は、破られた。従って、ホセア書6章7節にも、「アダムのように契約を破った。」と言われた。



 次には、エレミヤ書31章31-33節を調べて見よう。

 (エレ31:31-33)見よ。その日が来る。―主の御告げ―その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。32その契約は、わたしが彼らの先祖の手を握って、エジプトの国から連れ出した日に、彼らと結んだ契約のようではない。わたしは彼らの主であったのに、彼らはわたしの契約を破ってしまった。―主の御告げ―33彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。―主の御告げ―わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。



 エレミヤを通して「新しい契約を結ぶ。」と言われた神様の約束は、この時から約6百年が過ぎたイエス様の初臨の時に成し遂げられた。イエス様は、ルカの福音書22章20節で、新しい契約をされた。これは、神様がエレミヤと約束された事を成し遂げられたのである。



 (エレ31:34)そのようにして、人々はもはや、『主を知れ』と言って、各々互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。―主の御告げ―わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。



 イエス様が約束された新しい契約は、過越しの祭の夜、弟子たちと共に血で立てられたもので、イエス様の血と肉(ヨハ6:51‐57参考)、すなわちぶどう酒は、父の御国で、新しい物で食べる事を約束されて、その血と肉の代わりにパンとぶどう酒で記念しなさいと言われた(マタ26:26-29、ルカ22:14-20)。



 神様がイエス様を通して立てられた新しい契約、すなわち、新しい物で食べるというイエス様の血と肉は、いつ、どこで、食べるようになるのか。いのちの木の実を食べれば生きて、これを食べないで、善悪の木の実を食べれば死ぬ。このように、イエス様の血と肉を食べれば永遠に生きて、食べなければ死ぬ(ヨハ6:51-57)。



 血で立てられたこの新しい契約は、いつ成し遂げられるのか。

 イエス様が語られた新しい契約、すなわち新約は、イエス様の再臨の時、成し遂げられる。啓示録1章5-6節、5章9-10節、7章14節、12章11節で見たように、この時、2千年前に流された血の効力が現れて、約束した新約の啓示録が成し遂げられる。従って、主の再臨の時、イエス様の血で私たちを罪から解放され、神様の国と祭司長にされた。これは、昔の契約、すなわちモーセの時に破られた契約ではなく、初臨のイエス様が約束された新しい契約が、今日、新約の啓示録の成就の時、成し遂げられたのである。



 神様が、アダムが罪を犯した後、6千年間、働いて来られたのは、新約の啓示録を成し遂げられるためであった。そしてこの啓示録は、新約27巻に約束した事を総合したものである。啓示録が成し遂げられるためには、イエス様の血がなければならない。2千年前に流された血は、啓示録でその効力、すなわち能力が発揮される。すなわち、竜の群れと戦って勝利する事も、罪の赦しも、国と民族と祭司長の創造も、血なくしてはできない。サタンと戦って勝利する事も、大事な事であり、罪を赦す事も大事な事であり、神様の国と祭司長と民を創造する事も大事な事である。この事が全てイエス様の血で成し遂げられる事である。これが新しい契約に関する事である。聖徒が信じるべき血の契約がこれである。



 人との契約も守らなければならないように、神様との契約も守ってこそ、救いがある。この契約を守れない者は救いがなく、守る者は救いがある。守る者がその御心通りする者であり、信じる者であり、守らない者は、その御心通りしない者であり、信じもしない者である。新しい契約の内容は、イエス様が私たち罪人たちのために、身代わりとなって血を流されたので、私たちが罪を赦されて、救われたという事で終わる事ではない。新しい契約には、イエス様の血がなければならない理由が記録されている。前で言ったように、罪を赦されるためにも、竜の群れと戦って勝利するためにも、国と民族と祭司長を創造するためにも、イエス様の血が必要なのである。これが新しい契約の内容である。

 モーセの時の契約も、旧約の契約も、新約の契約も、守った者がいて、守れなかった者がいる。新しい契約を総合したものが啓示録であり、これを成し遂げる時、見て信じなさいと、前もって話したと(預言)、ヨハネの福音書14章29節に語られた。



 イエス様が来られて、旧約を成し遂げられる時に、エルサレムの牧者たちは、この旧約を知る事ができず、また、聖徒たちにも知らせる事ができなかったので、自分たちも聖徒たちも旧約の成就とイエス様を信じる事ができなかった。このように、今日、伝統のイエス教である韓基総も、新約を知る事ができず、また、聖徒たちにも教える事ができないので、自分も、聖徒たちも、新約の成就も、約束の牧者もわかる事ができず、迫害を日常にしているのである。



 まことの牧者は、神様と共に歩む者であり、その口に真理があり、神様の代言の使者になるのである。彼らの使命は、旧約が成就された事を知らせ、また、新約の成就される預言、すなわち、現れる事について聖徒たちに話してあげて、それが成し遂げられる時、知って、悟って、信じさせる事である。だが、正道から離れて、神様も御言葉も約束も守れない牧者は、契約を捨てた背教者になる。



 新約の成就は、待つ事なく時になればすぐに起こる事であり、今日、信仰人が新約の成就を信じられなければ、救いがなく、新約を教えられない牧者の罪もまた、小さいとは言えない。人は、誰でも審判を受けるようになり、その行いに従って天国と地獄に分けられるようになる。新約の成就は、一度、成し遂げられたら、もう二度と来ない。聖徒が新約で信じるべき事は、啓示録が成就された事である。

 

 我が新天地の聖徒たちは、新約の啓示録の成就を伝統の教会の聖徒たちとその牧者たちに、特に韓基総の牧者たちに伝えて教えてあげよう。初臨当時、旧約を成し遂げた事を(ヨハ19:30)イエス様とその弟子たちが知らせたように、今日、新約を成し遂げた事を(啓21:6)韓基総の牧者とその教徒たちにあかししてあげよう。これが今日の私たちの使命であり、永遠の福音(啓14:6)である。



 神様の御心と目的は、新しい契約(新約)を成し遂げられる事であり、私たちの使命は、約束された新しい契約、すなわち新約が成就された事を信じて守る事である。地獄と天国の差がどれほど大きいものなのか、知っていない人は、これをおざなりに感じるだろう。永遠の刑罰と永遠のいのちを知っている人は、約束(新約)を信じて守るだろう。



 今は、竜が捕えられて、神様が統治される時である。私たちみんな一緒に新しい契約を守って、神様の国で共に住む者になろう。アーメン。

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