神様と悪魔の正体と行う働きと目的

神様と悪魔の正体と行う働きと目的



本文：申28章(啓2、3章、啓19:6-10)



　神様と悪魔の正体と行う働きと目的は何なのか。

　

◆  神様と悪魔の正体

　神様は、自存者であられ、唯一神の創造主であられる(創1:1、出3:13-15)。そして、悪魔は、サタン、竜、昔の蛇だとも言う(啓12:9、啓20:2)。蛇は、神様が創造された野の獣のうちの一つである被造物である(創3:1)。エゼキエル28章に見たように、四つの生き物(人、わし、牛、しし、啓13:1-2　野の獣参考）、すなわち、四人の天使長のうち一つが神様のように高くなろうと、神様を背教する事でサタン、悪魔になった。



◆  神様と悪魔の行う働き

　神様は、神様以外に他の神に仕える罪を犯させないようにされ、罪と義をわからせて、約束と罪の赦しといのちを与え救われる方であられる。

　悪魔は、惑わす事で神様の聖徒たちに背教する罪を犯させて、自分を高くして、神様のふりをして、自分の神(霊)の教訓で神様のものを破壊して、自分の神(霊)と不品行を行わせて、神様のものを自分の所有にして、神様の選民を滅亡させる。



◆  神様と悪魔の目的

　神様の目的は、アダムの犯罪によって失った地球村と人を再び探して統治される事であり、悪魔の目的は、自分を神様にする事と世界を自分のものに造って信じさせ、世界を統治する事である。



　まことの神様は、過去をわからない人々に過去をわからせて、まことの神様をわからせて、サタン・悪魔をわからせるため、聖書を作って下さり、この聖書を通して宗教的歴史と神様のまことの真理、すなわち、御言葉で過去と現在と未来をわかるようにされた。この聖書の中には、歴史と教訓と預言と成就が記録されている。預言の中には、将来に成し遂げられる事が記録されていて、成し遂げられる事(将来の事)の中には、選民が神様に対して背教する事と神様の働きを妨害するサタンの働きが記録されていて、まことの神様がサタンに捕らわれている聖徒たちを、そこから召し出す(啓17:14、18:4参考)事が記録されている。これが救いの働きであり、このような事が記録されたものが聖書であり、預言である。



　だが、イエス様は、神様の御心(詩78:2)通り、昔の秘密(天国の秘密)を比喩で語って預言され、比喩で語られた理由は、サタンとその所属の牧者にその秘密をわからせないためであった(マタ13:10-15)。そして、聖書の意味がわからなければ、まことの神様も、サタンも、背教者も、滅亡者もわからない。それゆえ、啓示録について加減すれば、天国に入れず、のろいを(災害を)受けると言われたのである。



　信仰は遊びではなく、冗談でもなく、教訓や国益のためのものでもなく、人生の生活道具でもない。そして、世の政治や金儲けや権威のためのものでもない。アダム以後、初臨の時まで4千年間、そうだったように、初臨以後、来る時代にもその時のように預言されて、その預言を成し遂げられたので、旧約を預言されて、その預言を成し遂げられたように、今日も、新約を預言されて、その預言を成し遂げられる。

　成し遂げられる事は、世の事ではない。神様の事であり、神様の国が創造される事を約束したのであり、地球村で6千年間統治して来たサタン・悪魔を捕えて閉じ込めて、神様の国を立てて、神様が統治される働きを語られたのである。

　主の再臨の時である啓示録の成就の時は、ノアの時、ロトの時のようだと言われた(ルカ17:26-30)。ノアの時は、わずか8人しか救われず、ロトの時は、わずか3人が救われた(創7:13、Ⅰペテ3:20、創19章)。

　今、世の全ての宗教がそれぞれ「救われた、天国に行く、永遠に生きる。」と信じて忠誠して、奉仕して、十一献金などの献金をして、熱心に教会に出席して、祈っている。今の現実は、救いに関して記録された御言葉とは違っている。今の信仰人たちのうち、新約の御言葉で見る時に、ただの一人も救われる者はない。これ以上腐敗できないほど腐敗して、罪悪が最高に上昇している。御言葉通り信仰する人は、一人もいなく、全てみんな滅亡に近づいている。



　今の審判が始まるならば、自分の行いに応じて本、すなわち、聖書に記録された通り審判されるようになる。御言葉通り信仰したのか。これについて自信を持って答える事ができるだろうか。ないだろう。初臨の時、悔い改めなさいと(マタ3:2、マタ4:17)言ったように、みんな悔い改めなければならない。しかし、悔い改めも、御言葉がわかってこそ、できる。

　何が不足なのか、何を間違ったのか、わからず、教会(教団)の名称も、神様の御心も、自分自身も、自分の牧者と教会も、神様の所属も、サタンの所属もわからない。ただ、収穫されて、印を押されて、新しく生まれた者だけが、これをわかるだろうし、これをわかってこそ、神様の新しい国(啓21:1　新しい天、新しい地＝新天地)十二支派に所属されて、いのちの書に名が書きしるされる事によって救われる事ができる(啓7章、啓21:27)。この事が自分に成し遂げられない者は、自慢的に「救われた、救われた(エレ7:10)。」と言う話しに過ぎない。



　誰でも御言葉の中に入って、再び生まれなければならい。神様と神様(イエス様)の使者(啓22:16)は、ノアのように、イエス様のように、どうか、神様の御言葉を伝える者を信じて下さいと叫んでいる。アーメン。